地球と金属の絵を描く洋画家「藤田真理」のブログ | 地球と金属の絵を描く洋画家「藤田真理」の公式ホームページです。

MARI FUJITA
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2021年02月24日 [絵について]

ピカソ シャガール ミレーの絵について

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           ピカソ  「泣く女」  1937年  カンヴァス  油彩

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            シャガール  「散歩」  1918年  カンヴァス  油彩

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            ミレー  「晩鐘」  1859年  カンヴァス  油彩

今日は上の3点の絵を見て頂きました。
160年ほど前のミレーの絵は、静謐な、祈りを醸し出しています。
この時代はまだ写真がありませんから絵が、写真の役割をしていました。
明るい色彩もまだ用いられず、茶色っぽい渋い色合いです。

シャガールや、ピカソの絵は、約80年ほど前の作品です。
マネやモネは それ以前、戸外に飛び出し明るい太陽の光の中で
絵を描きました。印象派と呼ばれます。
ここにきて、明るい色彩が躍るようになりました。

シャガールや、ピカソの時代になると
見たままの写実からは、飛躍して、
自由闊達な表現が描かれるようになりました。

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