地球と金属の絵を描く洋画家「藤田真理」のブログ | 地球と金属の絵を描く洋画家「藤田真理」の公式ホームページです。

MARI FUJITA
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2020年12月19日 [絵について]

四方、八方アンテナを張って= 絵を描くにあたり、五感を鋭く

絵を描くにあたり、五感が鋭いと気ずくことが多いように思います。

人それぞれの考え方があるかと思いますが、それは口に出すものでもなく、個人が無意識のうちに習慣にしていたりするものかもしれません。

五感には味覚、聴覚、嗅覚、視覚、触覚があります。又、第六感も広くしられています。

それは、さあ五感を磨くぞとかいったものではなく、さりげない日常に隠されていることかもしれません。

絵に疲れたら、犬の散歩に出かけます。

オレンジバラ
近辺の各家庭にバラがたくさん咲いています。品種改良なども進み12月でも満開の大輪のバラもみうけられます。四季咲きだと、真冬以外、年中咲いています。私は、必ず、匂いをかぎます。
src="/dataimge/1610619960.jpg" width="470" alt="バラガーデン" title="バラガーデン">
花の一生?は、人と同じように思います。満開少し前のばらが、一番かおります。満開すぎや、蕾が少しひらいたくらいでは、香りがすくないように思われます。
これに気ずいてしまったら、真っ先に満開少し手前のバラを選んでじっくり匂いをかぎます。バラの種類によってみな微妙に香りがちがいます
横浜駅の手前に相鉄線平沼橋駅があります。駅近に横浜ローズガーデンがあり、バラのシーズンに必ず出かけます。

でもどちらかと言うと横浜ならでの、風光明媚な港町の船が見えるバラ園、趣きがあります。

数えきれないほどのバラが咲き乱れ、匂いをずーっとかいできます。眺めている方の方が多くみうけられます。視覚の美しさもさることながら、やっぱり、香りですね。
ばら
このように長年の習慣で、私の嗅覚は、犬並になってしまいました。人の体臭や口臭、頭髪の匂いなどが苦しいときがあります。

視覚にかんしては、昔、一ミリ差の線描きを続けて以来、物の狂いが、すぐ気ずくようになりました。アウトレットにでかけるのが、楽しいです。
購入するわけではないのですが、ボタンホールが、2ミリずれているとか、もようのはぎあわせが、びみょうにずれているなど、アウトレットの理由を探るのは、視覚の訓練にもなります。型落ちは、その範中ではありませんが。
ひいては、生徒の皆様の下書きの狂いが、瞬時に見分けられるわけです。

聴覚に関しては、絵をかきながら、私にとって描き進む曲を選びます。どちらかというと軽やかな曲、円舞曲、行進曲などが、筆が進みます。同じバッハの曲でもミサ曲などは、沈み込んでしまって好ましくありません。きっと人それぞれなのでしょうね。

第6感は、強く感じるほうです。ここで、事細かく申しあげても 「信じるか信じないかはあなた次第です。」の世界なので、控えます。

味覚に関しては美味しい料理を作ることにあります。自分の記憶に頼るよりパソコンレシピなどで、分量をまもって、自分風にもっていくのが、おいしい秘訣です。コロナの中ではレストランとか行くのがはばかられます。コロナ以前に友達とホテルランチを食べ歩きしたのも無駄ではありませんでした。

さりげない日常に感覚を磨くということが、隠されているように思います。

あらゆる感覚を総動員し、集中して絵を描きます。

次回もお楽しみください。


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